ケヒコ北海道【業務スーパー】でストライキ、資金源確保のため営業再開、5日経っても社長からのコメントなし

2024年7月18日から、北海道内の業務スーパー7店舗で無期限のストライキが開始されました。このストライキは、従業員たちが運営会社「ケヒコ」と親会社「エス・インターナショナル」の経営陣に対する抗議として行われており、主な要求は経営陣の退陣と労働環境の改善です。

ストライキの背景

従業員たちは、経営陣が会社の資産を私的に流用し、これにより従業員のボーナスが大幅に減少したことを問題視しています。特に、社長の私的流用やパワハラ行為が労働環境を悪化させたとされています。労働条件の改善や給与の見直しも求められており、労働組合はこれに対する抗議としてストライキを決行しました。

ストライキの影響で休業している店舗は以下の通りです：

• すすきの狸小路店

• 苫小牧店

• 室蘭店

• 岩見沢店

• 滝川店

• 旭川市内の店舗など。

これらの店舗は、ストライキが解除されるまで無期限で休業する予定です。

一部店舗は、7月24日に一時的に営業を再開しました。しかし、在庫が完売次第再び休業する可能性が高いとのことです。営業再開は短期間であり、ストライキが完全に解除されたわけではないため、今後の営業状況は不確定です。

社長の対応

現在、社長からの公式なコメントや対応はまだ発表されていません。報道によれば、J-CASTニュースが取材を試みたものの、社長は応答しない状態が続いています。

労働組合は、経営陣が退陣し、従業員との合意が得られるまでストライキを続ける方針です。営業再開の目処は立っておらず、地域の消費者や関係者に大きな影響を与えています。今回のストライキを通じて、企業における公正な労働環境の重要性が改めて浮き彫りになりました。

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